mosaic cloth piece の経年変化について。

mosaic cloth piece は、染色していないタコ糸そのままの生成りの他、主に、クルミの殻やログウッドのチップを煮出して染液とし、ベージュやグレーの色合いに製品染めをしています。

天然染料は、化学染料で染められたものよりも、日光や洗濯によって退色しやすい染料ですが、その変化そのものがこの染料の特徴であり、自然なことなんだなぁと、染色したものを普段から使用することで実感しています。

で、写真 2枚目が、3年ほど自分たちで使用した cloth piece。

写真 3枚目左が元々の色で、やや青味を帯びた濃いグレーでしたが、青味が抜けて、グレーの色合いも濃~淡と変化し、茶色味を帯びてきました。

また、組織織りによる織り目の凹凸にアタリが出て、より陰影がついてきています。

そういった経年の変化も、天然の染料で染めたものの楽しみの一つだと思います。

また、薄く退色し、シミや汚れの付着した cloth piece を染め直して使用したりもしていますが、それはそれで、また味のある cloth piece になっていて、気に入って使用していたりします。

ですので、皆さまにご購入頂いたcloth piece などの染直しも、お受け出来ればと思っておりますが、どのような形でお受け出来るのか、これから考えたいと思います。

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mosaic cloth piece ( what is there ) cotton 100% col : natural / クルミ / ログウッド中色 / ログウッド 濃 各種

※ こちらの製品は、オンラインストアに掲載しております。

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「 what is there 京都出張所  」展

日時:2023.7.21(金) 12:00 – 18:00

22(土) 11:00 – 17:00

場所:Bonjour!現代文明

京都市中京区新烏丸通竹屋町上る東椹木町121

会場の詳細はコチラ→ https://www.bongenbun.com

( ※ お支払いは、現金のみとなっております。)